文字数カウンターがあれば、ライティングの仕事の納品物や学校の提出物などで文字数を知りたいときに、簡単に確認でき、助かります。

今回は、文字数計算・カウントツールのおすすめと使い方・注意点について説明します。主にwebブラウザ・パソコンで使うことを想定したツールです。

単純な機能のように思えますが、意外とツール・サイトごとに役立つ機能が独自に追加されています。

文字数計算・カウントツールおすすめ12選

1. SEO文字数カウンター


SEOタイムズが提供する文字数カウンターです。記入した「現在の文字数」計算以外に、指定文字数の記事を想定した場合の「残りの文字数」も確認できます。

「半角英数は2文字で1文字とする」といった他とは異なるカウントチェックも可能です。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯

https://find-a.jp/seotimes/seo_tool/str_count/

2. 字数カウンター


最低限の機能で作られた文字数カウンター。ファーストビューにすべてが入っているので見えやすく使いやすいツールです。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://counter.sleepcows.com/

3. Sundry Street 文字数カウント


リアルタイムのカウントをするかどうかのチェックがあり、チェックを入れると入力するだけで文字数を計算できます。

文字数だけでなく、バイト数、行数、原稿用紙枚数も計算できます。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯

https://sundryst.com/convenienttool/strcount.html

4. ラッコツールズの文字数カウント


ラッコツールズの文字数カウントツールです。文字数計算だけでなく、行数、段落数、原稿用紙枚数、バイト数が確認できます。

さらに、「htmlコードを除去する」「句読点を除去する」「HTMLエンティティを1文字としてカウントする」「任意の指定文字を除去する」といった特別な機能も付いていて、webデザイナーなどにも役立つ要素が入っています。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://rakko.tools/tools/1/

5. onl.jpの文字数カウント


様々なオンラインツールを提供するonl.jpの文字数カウントです。テキストを入力後、「文字数」ボタンを押すと、文字数を確認できます。

基本的なチェック以外に、段落数、文章数、英単語数、原稿用紙枚数が計算できます。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯

https://moji.onl.jp/

6. LUFTTOOLS


シンプルな機能の文字数計算ツールで、入力すると自動計算されます。

実は下にも機能があり、「カウント」を押すと計算できます。半角を0.5文字として計算したい場合に役立ちます。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://www.luft.co.jp/cgi/str_counter.php

7. しろくま文字数カウンター


しろくまシステムズの文字数カウンター/文字数チェッカーです。基本的な機能に加えて、文字数の上限を決めて何文字不足または何文字オーバーなのかが分かりやすい機能が付いています。

他には、半角英数文字を0.5文字にして計算できる機能もあります。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://www.shirokuma-systems.com/tools/moji_counter/

8. gacco文字数カウンター


株式会社ドコモgaccoのオンライン動画学習サービスの中にある文字数カウンター。レポート提出時を想定した文字数計算ツールです。

単純な文字数計算のみができます。

空白除外チェック:◯(設定なしで空白はカウントされません)
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://gacco.org/tools/counter.html

9. numMoji


numMojiは「ライター・編集者など、文章を書くすべての人へ」というメッセージが込められた文字数カウントツールです。

大きめに表示されるため、見やすいのが特徴です。「半角英数字2文字で1文字」という機能も付いています。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://www.nummoji.kenjisugimoto.com/

10. devroom


devroomの文字数カウントツールです。ブログ記事や原稿の文字数管理に役立つツールです。「文字数を数える」のボタンを押すと計算されます。

「文の数」「一文あたりの文字数」「読むために必要な時間」も計算されるため、文章の書き方を改善する目安になります。

空白除外チェック:◯(設定なしで空白はカウントされません)
改行除外チェック:◯(設定なしで改行はカウントされません)

https://devroom.azurewebsites.net/Devtools/NumberOfCharacters

11. サルワカ道具箱


サルワカ道具箱の文字数カウントツールです。空白・改行を除いた文字数、行数も確認できます。

さらに、「HTMLタグをカウントしない」という設定で文字数を計算することも可能です。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯

https://saruwakakun.com/tools/letters-counter/

12. 総合文字数カウンター


総合文字数カウンターは、文字数計算以外に、バイト数、漢字使用率、行数、段落、原稿用紙 (400字)枚数、サロゲートペア、ひらがな、カタカナ、漢字、数字、アルファベット、改行、空白、タブ、といった様々な文字の種類を計算できます。

また、オプションで、字数制限、原稿用紙の文字数、空白類(改行・空白・タブ)をカウントしない、半角文字の2字を全角文字の1字とみなす、なども設定の変更ができます。

空白除外チェック:◯
改行除外チェック:◯

http://attosoft.info/tools/character-counter/

文字数を計算する前に決めておくこと

文字数を計算する前に決めておきたいことがあります。

・空白、改行をカウントするか
・英数字をどう数えるか
・その他に特別な文字があればどう数えるか

例えば、記事内に英語の文章や単語がある場合に英文字を1文字として数えるか、URLがある場合にカウントに入れるかなどが考えられます。

どのような基準やルールにするかは、担当者によって変わります。後々のトラブルにならないように、自社の基準を事前に決めておきましょう。

その他の文字数計算方法

WordやGoogleドキュメントであれば、文字数カウント機能が付いているため、計算できます。

ただ、該当箇所を指定しないとすべて計算に入ってしまうため、注意が必要です。また、英数字を0.5文字計算するなどの特別な計算はできません。

WordやGoogleドキュメントを使っていても、コピペで文字数カウントツールを使うほうが便利な場合もあるでしょう。

納品記事で注意すること

SEO、SNS運用、メディア運営などの仕事に関わる人が納品された記事で注意すべきこととして、文字数以外に、著作権問題やAI文章かどうかの確認があります。

著作権

著作権違反のおそれがある納品物としては、そのままコピーされている場合もあれば、部分的にコピーされていたり、多少リライトされていたりする場合もあります。

メディアの信頼性にも関わるため、公開前に必ず確認しておきたいことです。過去にはSNSで炎上しているものもあります。

当社で確認したことのある事例では、大手メディア同士でコピー部分があり、どちらも検索エンジンで上位表示されているケースがありました。おそらく担当者がチェックしきれていなかったものと思われます。

※著作権の問題がないかどうかは、コピペチェックツールの利用がおすすめです。以下の記事でおすすめコピペチェックツールを紹介しています。

コピペチェックツールおすすめ15選!有料・無料

AI文章

AI文章の利用がOKなのかNGなのかは、担当者によって変わると思いますが、SEOにおいては避けたほうが無難です。

オリジナリティがSEOで重視される要素として挙げられるだけでなく、AI文章を大量に生成していたメディアの記事がインデックスから削除され、急激にアクセスを落とした事例が確認されているためです。

AI文章かどうかを判別するためのツールとしては例えば以下があります。

生成AIチェッカー

まとめ

文字数計算/カウントが仕事で随時発生する人にとって、文字数計算ツールは非常に役立つ便利なツールです。

上手に使いこなして業務効率化や品質アップにつなげていきましょう。