高品質の記事を投稿する際に欠かせないのが、コピペチェックツールの活用です。
コピペチェックツールを活用することで、他サイトの文章と一致していないか、コピペになっていないかなどをチェックすることができます。ただ、コピペチェックツールは様々な種類があるので、どれを利用すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
それでは、おすすめのコピペチェックツールについてご説明します。
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目次
コピペチェックとは?
コピペチェックとは、記事が他サイトからコピーされたものでないかどうかをチェックすることです。コピペチェックでは、文章の一部を少しだけ変えた文章になっていないか、コピペ文章の切り貼りになっていないか、一部分をコピーしていないかなどもチェックします。
コピペチェックをしなかったことで、気づかずに他サイトの文章をコピーした記事を投稿してしまうと、著作権侵害のリスクが発生するだけでなく、SNSでの炎上リスクや大切なサイトや会社の品位を下げたりするおそれがあります。コピペチェックは記事をアップロードする前に行う必要がある工程だと言えます。
コピペチェックツールの使い方
基本的にどのツールも、コピペチェックしたい記事をコピーして、ツールの該当部分にペーストし、チェックボタンを押すだけです。
チェックにはある程度時間がかかります。
コピペチェックツールおすすめ15選
おすすめのコピペチェックツールをひとつずつご紹介します。
1. コピペリン
コピペリンの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 年間6,600円 返金保証付き |
無料プラン | なし |
1日あたりの検索可能回数 | 無制限 |
チェック可能な文字数 | 無制限 |
URL | https://saku-tools.info/copyperin/ |
コピペリンは文章全体はもちろん、文節ごとに細かくチェックすることができます。さらにTEXT、CSV、Word、Excel、URL指定といった幅広いファイルに対応しています。
判定結果を外注ライターに共有することもできるので、相手にファイルを渡す手間が省けるでしょう。
実際に使用した経験では、他のコピペチェックサイトでコピー部分を見つけられなかった記事についてコピペリンなら見つけることができました。その理由は、文節ごとにチェックできるからです。コピペを行うライターはすべてコピペして終わりではなく、複数記事をつなぎ合わせたり、文章の一部を変更したりしている人も多いため、質の低いコピペチェックツールだと見つけることができません。
2. CopyContentDetector
CopyContentDetectorの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 一部無料 ライトプラン:9,980円/月 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 無制限 |
チェック可能な文字数 | 無料プラン:4000文字 有料プラン:8000文字 |
URL | https://ccd.cloud/ |
CopyContentDetectorはサイト内の文章のコピーチェックができるのはもちろん、過去に登録したテキスト同士の比較もできます。連続して文章のコピペチェックもできますし、結果が色分けして表示されるので分かりやすいです。
過去にチェックした記事をもう一度チェックするとコピー判定になるので注意が必要です。
3. CopyMonitor
CopyMonitorの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 個人用ライセンス:22,000円/6ヶ月 団体用ライセンス:500,000円/年 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 30,000文字 |
URL | https://www.copymonitor.jp/ |
CopyMonitorは最大30,000文字までの文章に対応しており、WordやExcel、PowerPointなどのファイルのコピペチェックができます。
チェック範囲を自由に決められる上に過剰な類似度を防いでチェックされるため、高性能なチェックが可能です。
大学への導入事例が多いツールです。
4. こぴらん
こぴらんの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 無料 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 無制限 |
チェック可能な文字数 | 4,000文字 |
URL | https://copyrun.net/ |
こぴらんは簡易的なコピペチェックツールですが、無料で利用できる上に完全一致のコピペが見つかると、一致したWebページの数が表示されます。
類似度や一致率は分かりませんが、簡易的にチェックする時に役立ちます。
5. sujiko.jp
sujiko.jpの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 無料 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 5回 無料登録すれば無制限 |
チェック可能な文字数 | 不明 |
URL | http://sujiko.jp/ |
sujiko.jpはチェックしたい文章と比較したいサイトのURLを二つ入力することでチェックできます。検索上位のサイトと重複しない記事作りを徹底したい時におすすめです。
6. chiyo-co
chiyo-coの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | プラン100:4,400円 プラン500:16,500円 プラン2000:55,000円 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 無料:10回 プラン100:100回 プラン500:500回 プラン2000:2000回 |
チェック可能な文字数 | 1,000文字で1カウント~最大2,000,000文字 |
URL | https://kagemusya.biz-samurai.com/ |
chiyo-coは文章独特の表現を抽出してくれるので、文章の癖が分かるのがポイントです。
さらに、検索ニーズに沿った文章なのか、キーワード群の調査など様々な解析ができるツールが使われています。
7. コピペルナー
コピペルナーの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 年間7,326円~4,730,000円 |
無料プラン | なし |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 1,048,576文字以上 |
URL | http://www.ank.co.jp/works/products/copypelna/ |
コピペルナーは学校への導入実績が600以上あり、複数のファイルの一括コピペチェックもできます。さらにWeb上の検索キーワードを設定することにより、品質が高いチェックができるようになります。
大学や官公庁への導入事例が多いツールです。
8. 剽窃チェッカー
剽窃チェッカーの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 無料 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 2,000文字 |
URL | https://plagiarism.strud.net/ |
剽窃チェッカーは無料で簡易的にコピペチェックができるツールです。
多言語に対応しており、Yahoo!やリアルタイム検索、Google Booksへのリンクを作成することができます。
9. 盗作チェッカー
盗作チェッカーの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 9.80ドル/月〜 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 無料:1000文字まで 有料:25,000文字~ |
URL | https://smallseotools.com/ja/plagiarism-checker/ |
盗作チェッカーは1000文字まで無料でコピペチェックできるので、少ない文章をチェックしたい時に役立ちます。また、運営元が海外企業なので、様々な言語に対応しているのも大きなポイントです。
10. Plagiarism Checker.co
Plagiarism Checker.coの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 15~150ドル/月 |
無料プラン | なし |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 30,000文字 |
URL | https://www.plagiarismchecker.co/ |
Plagiarism Checker.coは24時間365日いつでも万全のサポート体制が整っており、手軽にコピペチェックができます。
高度な分析が可能で、ファイルをアップロードすることによってコンテンツを1行ずつ詳細にチェックしてくれます。
11. iThenticate
iThenticateの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 11,000円~34,000円/回 |
無料プラン | なし |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 最大75,000文字 |
URL | https://www.turnitin.com/ja/products/ithenticate |
iThenticateは早稲田大学や上智大学などを初めとする200以上の国内導入実績があります。
ドキュメントを共有することによって相手との共同作業ができますし、毎月使い方の説明会が開催されるので実際に導入しようか迷っている人もイメージしやすくなります。
投稿論文の剽窃チェックに最適です。
12. EmmaTools
EmmaToolsの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | 65,780円/月 |
無料プラン | なし |
1日あたりの検索可能回数 | 不明 |
チェック可能な文字数 | 不明 |
URL | https://emma.tools/ |
EmmaToolsはSEOメインのツールではありますが、コピペチェックの機能が使用できます。
外部ライターによる管理機能があり、SEOメインのツールなだけあってSEO対策などができているかクオリティも同時にチェックしてくれます。
13. Transcorp
Transcorpの詳細は、以下の通りです。
料金形態 | Basic:11,000円/月 Pro:38,500円/月 Enterprise:66,000円/月 |
無料プラン | あり |
1日あたりの検索可能回数 | – |
チェック可能な文字数 | Basic:50,000文字/月 Pro:250,000文字/月 Enterprise:600,000文字/月 |
URL | https://transcope.io/ |
SEOに強いAIライティングができるツールのTranscorp(トランスコープ)。コンテンツ作成のためのツールですが、コピペチェックや薬機法チェックのできる機能が付いています。
コンテンツ作成と各種チェックがひとつのツールで出来るため、時間短縮が可能です。
14. クラウドワークス「コピペチェックツール」
クラウドワークスでは以前にコピペチェックツール機能を提供していましたが、現在は機能提供が終了となりました。
15. ランサーズ「コピーコンテンツチェックツール」
ランサーズでは以前に、コピーコンテンツチェックツール機能を提供していましたが、現在は終了となりました。
コピペチェックにGoogleは使える?
簡単なコピペチェックならGoogleも使うことができます。例えば、チェックしたい記事の文章を長めにコピーして検索する方法です。
ただ、すべて一致している場合や、コピペ元のサイトがSEOに強いサイトで上位に表示される場合などでなければ、検索上位に出てこないため、見つけるのは困難です。
記事の一部分をコピーしていたり、文末を変えていたりと、バレないように工夫されているとGoogleで見つけるのは至難の業でしょう。
コピペチェックの一致率目安
例えば、CopyContentDetectorだと、コピペチェックを行うときの一致率の目安は40%以下です。テーマによっては内容が似通ってしまい、コピペしていなくても40%を超えてしまう場合もあるので、内容も鑑みてコピペをしていないか確認しましょう。
例えば、ルールを説明する記事の場合は、誰が書いても同じルールのことを説明するため独自性を出しづらく、文章が似てしまうことがあります。
コピペ記事が納品された場合の対処法
納品された記事をそのままWebサイトに公開していると著作権侵害で法的な措置を受ける可能性があります。また、コピーコンテンツとしてSEO上、マイナス評価を受ける可能性も出てきます。
そのため、分かった時点でできるだけ速やかに記事を変更しましょう。変更に時間がかかる場合は非公開にしたり削除にしたりする方法もあります。
そして、納品を行った企業もしくはライターに連絡を行い、原因究明したほうがいいでしょう。
コピペ記事以外の注意点
納品された記事については、コピペ記事以外にAI記事でないかも確認しましょう。
ChatGPTなどで作られたAI記事の場合、GoogleがAI記事と判別して検索順位を落とす可能性があります。現時点ではリスクが大きいと考えられます。
まとめ
コピペチェックは他サイトにはない情報を網羅した高品質な記事を投稿するために必要な過程だと言えます。コピペチェックを怠ったことによって様々な問題に発展する可能性がありますし、何より低品質な記事になってしまいます。
そんなことにならないためにも、上記でご紹介したコピペチェックツールを活用してみてはいかがでしょうか。
※ツール紹介希望の事業者の方はお問い合わせからご連絡ください。