本記事では、ヨガ教室の具体的な集客方法やコツなどについて解説します。売上を安定させる方法についても解説しますので、ぜひ最後まで見てください。

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ヨガ教室に生徒が集まらない…

ヨガ教室を運営していく中で、苦戦することが多いのが集客です。インストラクターとして独立した方の中には「なかなか新規のお客様が増えない」「宣伝することが苦手」といった悩みを抱える方は多くいます。

また新規の人が来てくれても、会員をやめていき、売上が安定しないと悩んでいる方もいるでしょう。

具体的な集客方法を説明しますので、ご自身でどれだけできているか確認してみてください。

ヨガ教室の集客方法6個[オンライン]


まずは、オンラインでできるヨガ教室の集客について、紹介します。

1. ホームページ

オンラインで集客を行うにあたってまず用意したいのがホームページです。ヨガ教室のコンセプトやメニュー、料金プランといった内容を記載し、体験レッスンや問い合わせにつなげます。

SNSやチラシ、看板など、他の媒体を見てヨガ教室に興味を持った人がホームページを検索することもあるため、開業の際はできるだけ開設するようにしましょう。

ホームページを持つ場合は、自分で作る方法の他、制作会社に依頼する方法があります。予算や売上見込み、自身のスキルなどに応じて検討しましょう。

2. SEO

SEOはSearch Engine Optimizationの略であり、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。

Googleなどの検索エンジンの検索結果で、ホームページが上位に表示されるための対策を行います。

例えば、横浜のヨガ教室であれば「ヨガ教室 横浜」で検索した際に上位に表示されることを目指します。SEOを行うにはある程度の知識がなければ難しいため、自分で勉強したり、業者に依頼したりしましょう。

3. MEO

MEOはMap Engine Optimizationの略で、日本語では「マップエンジン最適化」と呼びます。

Googleマップで検索した際に自分の店舗や会社が目立つ位置に表示されることを目指して行うものであり、SEOの地図版と言える位置付けです。

MEOには「Googleビジネスプロフィール」から自分の店舗の情報を掲載したり、ユーザーからの口コミを集めたりするなどの方法があります。

4. リスティング広告

ヨガ教室のホームページを多くの人に見てもらう方法の1つとして、リスティング広告があります。リスティング広告は検索エンジンの検索結果の画面に表示される広告であり、ユーザーが入力した検索ワードに応じて表示されます。

リスティング広告を配信したいという場合には「Google広告」「Yahoo!広告」などに登録して、運用を行いましょう。

5. ポータルサイト

ヨガ教室をまとめているポータルサイトに登録し、ユーザーからの問い合わせや予約を待つ方法です。ホームページを開設している場合にはURLを記載し、そこからの問い合わせや予約を促すこともできます。

掲載料はポータルサイトによって異なるため、料金メニューを確認して予算にあったサイトを選びましょう。

ホットペッパービューティーの掲載料金について | サロンナレッジ
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6. SNS

InstagramやYoutubeなどのSNSを利用して集客をする方法です。特にInstagramは女性のユーザーが多く、ビジュアル面からの訴求ができることから、ヨガ教室に適した方法と言えます。

SNSは無料で利用できるため、うまく利用できれば高いコストパフォーマンスが期待できます。すぐに効果を出すことは難しくても、コツコツと継続的に活用してフォロワーを集めましょう。

ヨガ教室の集客方法3個[オフライン]


次にオフラインでできるヨガ教室の集客について、紹介します。

1. チラシ

チラシを作ってターゲットとなる地域に配ることも有効です。特に高齢者を対象としたヨガ教室や地域密着のお店である場合は、オンラインによる集客よりも効果が出る場合があります。

チラシをポスティングする際はどのエリアに配布すれば効果的なのか考え、枚数や反響率を把握しながら行います。反応が悪ければ原因を分析し、次回に活かすなどの工夫が大切です。

チラシのポスティングは業者に依頼する方法の他にも、自ら作成して配布する方法があります。予算や枚数にあった方法を選択しましょう。

2. 看板・屋外広告

ヨガ教室を運営する建物の屋外や、近隣の人通りの多い場所などに看板や屋外広告を設置する方法です。通りかかる人に対してヨガ教室の存在をアピールでき、認知度を高めることができます。

ヨガ教室に使う物件をこれから借りるという場合は、契約前に建物の前や壁に看板を設置できるかどうか確認しておきましょう。

3. 友達紹介

ヨガ教室で提供しているレッスンの内容が良ければ、既存のお客様が友達を紹介してくれることもあります。「お友達紹介でレッスン料割引」などのアピールをすれば、さらに紹介してくれる可能性が高まるでしょう。

また、既存のお客様との関係性が良いものであれば「このヨガ教室を応援したい」という気持ちが芽生え、お客様が友達の紹介に積極的になることもあります。日頃から良いサービスを提供し、紹介したいと思われるヨガ教室であることを心がけましょう。

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ヨガ教室の集客のコツ4個


ヨガ教室の集客を行う上では、ただ闇雲に宣伝するだけではなく、集客のコツやポイントを理解した上で行うことも大切です。ヨガ教室の集客のコツを紹介します。

1. コンセプト作り

他に数多くのヨガ教室がある地域では、コンセプトを明確にして他と差別化することも大切です。「自分のヨガ教室はこのような場所です」と簡潔に説明できるようなコンセプトを考え、宣伝に活かしましょう。

ヨガ教室のコンセプトとして考えられるものに、以下のような例が挙げられます。

・仕事帰りに通える駅近のヨガ教室
・心が落ち着く上質なヨガ教室
・女性限定のヨガ教室
・シニアのためのヨガ教室

ヨガ教室のこだわりや強み、ターゲット層などをコンセプトに盛り込み、簡単な文章にまとめましょう。

作成したコンセプトはホームページやチラシなどに掲載します。また、コンセプトに沿った雰囲気でホームページやチラシを制作することも重要です。

2. レッスン内容

想定しているターゲット層をもとに、レッスンのメニューや時間帯、料金プランなどを検討します。

仕事帰りの会社員をターゲットとしている場合には、朝や夜のレッスンを中心にしてスケジュールを組みます。主婦であれば家族が外出するであろう平日の日中など、ターゲットのニーズや生活をイメージして考えてみましょう。

また、メニューが多すぎると「何が自分にあっているのかよくわからない」と感じるお客様が出てくる可能性があります。まずはメニューをある程度絞り、どのようなお客様を対象としたレッスン内容であるのかを明記しましょう。

3. 体験レッスンの用意

お客様が入会するかどうか決めるにあたって、特に重要なのが体験レッスンです。体験レッスンを開催してヨガ教室の魅力を伝え、入会につなげましょう。

体験レッスンでは、お客様の目的や悩みに応えられるヨガ教室であると実感してもらうことを意識します。レッスンの前後に時間を設けて、ニーズを満たせる可能性などについて話をするといいでしょう。

また、体験レッスンを検討するお客様は「体験レッスンに行ったらその場で入会しなくてはいけないのかな?」「どのような持ち物が必要なのかな?」などの不安を感じていることがあります。

入会までの流れや当日のスケジュール、持ち物などについて説明することで、足を運びやすい環境を整えましょう。

4. お客様の分析

すでに来ているお客様にアンケートをとるようにします。

・どんなことで悩んでいたか
・知ったきっかけ
・来店前の不安
・選んだ理由
などを聞くことでお客様に何が刺さったのか、どうして選んでもらえたのか、が分かるようになります。そして、それらの内容を活かして、広告のキャッチコピーや文章を考えると反応が高まります。

ホームページの活かし方

ホームページを有効に活かすためには、内観、スタッフ、料金などをわかりやすく記載し、連絡や問い合わせをしやすくすることが大切です。

また、継続的な改善や内容変更の反映も忘れないようにしましょう。

広告やSNSで見込み客を集め、ホームページを見てもらって、体験やレッスン参加を促しましょう。

ヨガ教室の売上を安定させる方法3個

ヨガ教室の売上を安定させるための方法についても解説します。

1. 会員とのコミュニケーション

ヨガ教室を長く継続してもらうためには、コミュニケーションを通じてお客様のことを理解することが大切です。レッスンが終わった後は時間を設けて、レッスンの感想や最近の調子などについて話しましょう。

1人1人を大切にしていれば自然と継続率は高まり、売上が安定しやすくなります。口コミによって新規のお客様を獲得しやすくなり、ビジネスの基盤が固まっていくでしょう。

2. 継続フォローアップ

お客様に継続してもらうためには、LINE公式アカウントやメルマガといったツールを使うことも有効です。

LINE公式アカウントは予約や問い合わせを受けたり、体の調子についてのヒアリングを行ったりなどの活用方法があります。

また、メルマガで季節の挨拶やイベントのお知らせなどを配信することで、お客様にヨガ教室の存在を定期的に思い出してもらう方法もあります。

ヨガ教室の雰囲気やお客様の好みなどによって、これらのツールを導入することを検討してみてもいいでしょう。

3. オンラインヨガの活用

zoomなどを活用したオンラインヨガは、お客様の状況や新型コロナウイルスなどの影響を受けず、安定的にレッスンを開催できるメリットがあります。普段スタジオでのレッスンを行っている方も、一度チャレンジしてみるといいでしょう。

オンラインヨガを開催することで、遠方に住んでいるお客様などにレッスンをすることもできます。

オンラインヨガ向けの機材や設備を整えた場合には、レッスン動画をYouTubeに掲載し、新たに集客を狙うことも可能です。

ヨガスタジオの集客成功事例

当社でヨガスタジオの集客支援を行った事例です。

・ホームページの改善コンサルティング
・SEO
・MEO
・リスティング広告

を行ったことにより、「店舗のある地域名+ヨガ」で検索結果1位、マップでも1位を獲得し、体験や入会者が増加しました。

ヨガスタジオの集客でお困りの方は、こちらのページからお気軽にご相談ください。

まとめ

ヨガ教室はインストラクターとお客様の信頼関係で成り立つビジネスです。丁寧な対応を行うことで評価が高まれば、口コミが広がり、これといった集客を行わなくても運営できるようになるかもしれません。本記事で紹介した内容などをもとに、ヨガ教室の成功を目指しましょう。